ホシニジ。

この素晴らしい世界でほら、君のことを見つけた。

櫻井翔 日エン(2013年7月号)大考察会

つい先日、翔さんが表紙の『日経エンタテインメント』が発売されましたね。
内容が結構重かったためにTwitterでも話題になりましたねー。
私はああいう内容の重いインタビュー記事が大好きなんですよ(笑)
だから、今回はそれを私流に解釈してみたいと思います。

その前にこの"大考察会"について説明を。
いつもよりもずっと高い濃度で私自身か思ったことを書きます。
永遠と真面目な話とわかるはずがない嵐さんの思いを推測します。
そして、語ります。語りたいだけ語ります。
なので、あくまでもこれは個人の考え憶測にしかすぎないということをさらに協調しておきます。
本題に入る前にインタビュー記事の私的5人の特徴。
相葉→まっすぐな言葉で、言っていることもわかりやすい。

松本→言葉はわかりやすいが、言っていることが結構意味深。だから、注意して読む。

二宮→彼独特の価値観と言い回し。(MOREの連載の"It.-一途-"を読めばどれだけ独特かわかります。)だけど、言いたいことは非常にまっすぐ。

大野→まっすぐな言葉と内容。ただし、彼は独特の感覚的な言葉の言い回しがあるので注意。

櫻井→誤解や語弊を恐れるゆえに、言葉が難しく(ときには辞書が必要)言い回しも難しい。言っていることも簡単には噛み砕けない内容なので相当大変。

今回の記事は1年前のと繋がっているので1年前の『日経エンタテインメント 2013年7月号』からまず。
背景知識としては、この雑誌が発売されたのはちょうど1年前で『家族ゲーム』を撮っている頃。
そして、翔さんは"今、この顔がスゴい!(現在は"アブナイ夜会")"、にのちゃんは"ニノさん(この頃は関東ローカルのトライアル放送)"、相葉さんは"相葉マナブ"が始まった頃です。
あと、潤ちゃんと大野さんがふたりでヨーロッパ行ったのもこの頃でしたね。

3大トピック

1、"ずっと嵐でいたい"
2、新たなステージへ
3、攻めの嵐


中々の重い内容でした。(そういうの割と好き)
家族ゲームに関しての話(役者論や作品について)は割愛します。

1、"ずっと嵐でいたい"

今回はこれに尽きました。
翔さんが今回語っていたのは終始、このことについて、でした。
「ずっと嵐でいたい」けど、「本当にこのままでいいのか」
本人がこんなに危機感を抱いていたのには驚きました。

国立でコンサートをやったのをきっかけにどんどん大きくなっていった嵐。
10周年を経てさらに人気は揺るがないものになり、嵐を求める声は止まず、ファンはどんどん増え続け、日々の忙しさの中で必死に頑張って"現状維持"をしてきた嵐。

よく考えてみたら、なんかもう…"飽和状態"ですね。
よくこんな状態で、毎年あんな素晴らしいコンサートをやってくれましたよ。
嵐さんがいわゆる自転車操業の中でも、たくさんのアイドルが進出してきます。

そんな中できっと翔さんは思ったんでしょうね。
「本当にこのままでいいのか」と。
そこで翔さんが示したのがこの2つなんです。

2、新たなステージへ

現状維持も難しいけど、でもこの世界で生き残って行くためにはやっぱり進化しなければならない、と。
で、その進化が"ソロ活動"なんですよ。
「相応の"スキル"において強い根を張っておきたい。」「確かなスキルや、人気以外のところで評価される人になりたい。」

人気はいつか消えてなくなってしまう不確実なものだから、確実なものを手に入れたい。
……本当にどこまで謙虚な人たちなんでしょうか(笑)
こんな人気あるのに、それを全否定するかのような勢い。
よく"地に足がついたグループ"とか言われてますが、地に足がつきすぎです(笑)

それぞれがそれぞれにスキルを磨いて、「"嵐"という木の幹を太くしたい」んだと。
そういえばにのちゃんも同じようなことをよく言ってますよね。「グループに還元できるように」って。
さらに、7年前にも実は相葉さんが同じようなことを言ってたんです。

(以下Love so sweetシークレットトーク引用)
相葉:やっぱみんなそれぞれの方向性があるしさー。ほそーい道もあれば太い道もある。オンロードもあればオフロードもある。そんな中をね、こう…険しい道を掻き分けて、フェラーリに乗ってんのか、トラックに乗ってんのか、いろいろありますよ!で、それがコンサートとか5人の仕事になると、やっぱり1つの道に交わるわけじゃない?そこの交わったときに、やっぱりまた、広くなるわけじゃない?底が。だから、それを続けられてるから、今のところ。

だいぶふわふわしてますけど(笑)

これが重なったとき、すごく嬉しかったんです。
嵐はどんなに大きくなっても、大切な真ん中の部分は変わらないんだ、と。
本当にすごいことだと思います。
だって、こんなに周りの取り巻く環境が変わったのに、信念を貫き通すなんてよっぽどだから。

3、攻めの嵐

「ずっと嵐でいる」ための2つめです。
つまり、挑戦が始まった、てことですよね。

インタビューでは、挑戦のためならリスクなんて関係ない、失うことだって怖くないとまで言ってました。

きっと今まで(10周年から13年目まで)は、人気に伴う責任の多さに身動きが取れなかったんだと思います。

だけど、翔さんはもう、その責任を捨てる覚悟をした、と言ってました。
だからもう、そんな窮屈ではない、と。

やっぱり攻めの嵐さんってかっこいいよね。
昔とは違って今は、背負うものも多くなって失敗をあんまりできないような感じになっちゃいましたけど、でもそれを全部捨てて挑戦するっていうのは、相当な覚悟だと思います。

でも、それを決めたあの人たちは本当にかっこよくて尊敬します。その他にも、当たり前ボケしてはいけない、きちんと一回一回点検しながら進んで行きたい、とも言っていました。

私はこの新たな動きから見て、ついに第3章が始まったんじゃないのかなー?と思っています。

人気であるための、「ずっと嵐でいる」ための挑戦が始まったんだと。

嵐さんのこれからが楽しみですが、私は嵐さんが行くならどこまでもついていきたいと思ってるので、これからもずっと後ろから見守っていたいです。

最後にひとつだけ。
今回のインタビューで翔さんは"個人"という言葉を多用してました。
つまり、この頃は全然意見の疎通ができてなかったと。
それでもさ、ところどころ言ってることが他のメンバーと同じなのが、"やっぱり嵐だなー(笑)"と思いました。
この当時はみんな忙しくて話し合いができてなかったけど、LOVEツアー中に食事しながら話し合った、と言っていたのでよかったなーと(笑)

では、次回でいよいよ今年のやつをやりますね。

(2014年6月12日 前ブログにて投稿)