ホシニジ。

この素晴らしい世界でほら、君のことを見つけた。

私たちの一番星・すばる

私は掛け持ちをしているジャニオタです。担当は村上さんです。関ジャニ∞のことは茶の間を含めて7年くらい応援しています。そのことを踏まえて、どうぞ。

 

私が初めてすばるを認識したのは某動画サイトで見た『愛してる愛してない』だった。センターで歌い踊る17,8歳の彼は画質の悪い動画でも特別キラキラ輝いて見えた。

すばるを身近に感じたのはいつだったんだろう。ザ大阪なイメージのあるヨコヒナと一緒によく嵐のことをしゃべっている人。そんな存在だった。

いつのまにか、彼らの存在は私の中でとても大きなものになっていた。血こそ繋がってないけど本当の家族みたいで。茶の間ながらにその仲の良さが大好きだった。バンドスタイルの楽曲がかっこよくて、彼の真っ直ぐすぎる歌声が大学受験で疲弊した私の心をずっと励ましてくれていた。

大学受験が終わった次の日。私は彼が主演の『味園ユニバース』を観に行った。物語こそフィクションだけど、"歌"だけで人生を再生していく主人公はまるで彼そのものだった。いつしか私は彼のことを"音楽の女神に愛された人"、そう認識するようになっていた。彼には"いつか消えていなくなるんじゃないか"そんな儚さがあった。でも、その儚さと歌ってる時の力強さのアンバランスが彼の魅力だった。

それから10ヶ月、茶の間から4年目にして初めて彼らのコンサートに行った。ずっとずっと憧れていた"eighter"の1人として手を繋いだあの瞬間はとても嬉しかった。

そして去年彼らは味方のいない敵陣に乗り込んでいった。その時に彼が放った言葉

関ジャニ∞っていうアイドルグループやってます!」

Twitterでこの言葉が流れてきた時、すごく嬉しかった。バンドをやる彼らも、お笑いに全力な彼らももちろん大好きだけど、私は"アイドル"でいる彼らがいちばん好きだから。

私の2017年はすべてエイトに捧げたと言っても過言ではない。少なくとも"8月のすべて"は関西のおっちゃんらにあげた。全部。あの夏は私にとってキラキラの宝物。

そして今。私は就活生として来たる試験に向けて毎日勉強している。だから3月に発売されたDVDも見ていない。試験が終わったら、見ようと思っていた。そのために頑張っていた。部屋真っ暗にしてペンラ持って現場と変わらないくらい楽しんでやろうと思って頑張っていた。

 

自分が応援してる時に誰かがいなくなる、ということを私は初めて経験した。

悲しい。

寂しい。

嫌だ。

グループに対していわゆる"箱推し"スタンスな私にはあまりにも酷すぎた。

だって、7人で笑ってさえいてくれれば、1年リリースが無かろうとも私は耐えられる。そういうタイプのオタクだから。

関ジャニ∞は彼を中心にして回っていると思っていたオタクだから。

 

今日、試験が終わるまで見ないと誓ったDVDを見てしまった。もちろんそこには笑顔が絶えない幸せな7人とeighterしか写ってなかった。

どんなに精巧な夢でも永遠ではない。

始まりがあるなら終わりがある。

当たり前なんてない。

私の好きな人たちは、あまりにも幸せな夢を見せることがうまい。そんな当たり前のことさえ忘れていたくらい。

 

11時すぎ。やっと繋がって見たFCページには目を背けたくなるような文字が並んでいた。それも7人分。

そしてそのあと会見があった。

誰よりも彼の音楽性に惹かれていたやすくんも、彼のことが大好きなまるちゃんも、上京して何を食べていいかわからず泣きながら電話した亮ちゃんも。みんな彼の背中を押す、と。

21年間ずっと一緒にいたヨコヒナも。彼の1人の親友として彼の夢を応援する、と。「正直、この日が来てほしくない」なんて泣きながら言うくせに。ファミレスで明け方まで一緒にモンハンやってたのに。勝手に彼の実家に遊びに行って筑前煮食べたくせに。

「幼なじみとして応援します」と涙を溜めながら言うひなちゃんも。「彼の目を見たら引き止めるなんてできなかった」と。彼がやってくれるならなんでもええ、だって彼のファンだから、なんて言ってたくせに。

私は三馬鹿を宗教的に見ているオタクなので、彼がいないシンメ・ヨコヒナなんて想像がつかない。それは一番星を失った昼の月と夜の太陽。それは王将を失った金角と銀角。彼がいないヨコヒナなんて想像ができない。なんのためのシンメなのか。

ねぇ、もう横山さんにさよならをさせないでよ。もうこれ以上ひなちゃんに待ってって言わないでよ。

唯一の救いは大倉だった。

「勝手な決断をしたすばるくんのことを嫌いになれなかった」

まさに。

なんでみんなそれくらい大好きなのに離れなきゃいけないの。彼の夢を7人で叶えることはできなかったの。

でも、もうそれは他の6人がしつこいくらいに本人に言ってくれていた。私がテレビに向かって泣き叫ぶまでもなく。そりゃそうだよね、だって大好きなんだもんね。

 

すばるの決断はすごく勝手だと思う。

あまりにもメンバーと共有した時間が多すぎるから。

あまりにも関ジャニ∞がすばるのことを大好きだから。

こんなことになるなら、喧嘩でもしとけよ。不仲で脱退してよ。そしたら好きにならずに済んだのに。

それでも、メンバーが付き添って会見してくれるほど愛し愛されてたすばる。

私も同じだ。

こんなに勝手な決断をした男の背中を全力で押す、そんな関係性の彼のこと嫌いになんてなれるわけがない。

すばるのこと嫌いになんてなれない。大好きなんだよ。

だから、どうして。なんで。

 

 

発表から11時間後の今、泣き腫らした目でこのブログを書いています。全然、気持ちの整理がつくはずはありません。頭痛が痛い。

エイトのことが大好きなすばるの決断はあまりにも辛い。でも、そんな辛い決断をしてまで下したんだからきっと相当な覚悟があるんでしょう。

アホ。

すばるのアホ。

あなたのこと大好きなeighterは、メンバーはどう前を向けばいいんだよ。

なんだよ、音楽って。大好きなメンバー泣かしてまでやりたい音楽ってなんだよ。

すばるを連れて行こうとする音楽の女神が憎い。音楽が嫌い。

唯一の救いはメンバーがみんな、寂しくて悲しくて、納得して背中を押して、前を向いていること。まだまだ咀嚼しきれてなくて葛藤してる。それがわかってるだけでも救いだった。

ここまでするなら絶対に、全米ビルボードで1位とか取るくらいになってよ。世界を揺るがす渋谷すばるになってよ。ねぇ。

ずっと大好きだから。

音楽の女神に愛されてしまったんだから。

7人で笑い合う私の大好きなエイトからさよならしたんだから。

 

これからのエイトはどうなるんだろう。きっとしばらくは悲しいんだろうな。歌も聞けないし。とりあえず距離を置きます。関ジャニ∞が大好きだから。そして、就活が終わったら6人の関ジャニ∞のコンサートに行って自分の目で確かめてきます。そのあとはその時に感じたことで決めよう。

とりあえず、一日中泣き続けた結果、こんな結論になりました。

 

グループ全員が同じ夢を持ち続けるって、新しい星を見つけるくらいの奇跡で。どんなに仲良しでもいつかは終わりがくる。彼らが生きる明日は悲しいけどもうひとつじゃない。

私は"7人の関ジャニ∞"が好きだったのか、"アイドルの関ジャニ∞"が好きだったのか。そのうち、わかるんだろうか。

いつか、旅立つ夢を見てしまったすばるのことを、誰も知らない未来をひとりで歩くすばるのことを、心から応援できたら。

そして、いつかまた春がきたら7人が、8人が笑い合ってますように。

 

さようなら、僕らの一番星。