また逢えたら歌おう
9月7日18:30東京ドーム。関ジャニ∞'sエイターテインメントGR8ESTに行ってきた。今回はレポというよりは、自分が感じたことをここに残しておきたいと思います。
(以下ネタバレあり)
あの会見があって、7人の最後のテレビ出演が終わってしまって。去年あんなに好きだったのに、エイトをほとんど見れなくなっていたこの半年。曲聞くのも辛くて、本当に避けていた。だけどこの日は、もうボロボロになってもいいからちゃんと正面から向き合おうって心に決めてた。
まずね、ペンラの色に赤があることにもううるっときてしまって。でも、オープニング映像にはすばるは映ってなくて。
一番最初の曲は『応答セヨ』。私はこの曲をすばるの歌、もしくは松原.の歌たと解釈しているので、のっけからしんどい。おそらく(?)亮ちゃんのキーに合わせて少し低くなっていて。
君が思うほどは まっすぐに歩いてこれなかったけど
ってすばるがいない関ジャニ∞が歌うのに頭に浮かぶのはすばるの姿。
最後のMステで歌ったNOROSHI。「手のひらが背に触れた」を歌ったのは亮ちゃんだった。ほぼ絶叫にも近いあの歌い方を聞いて、渋谷すばるを背負う覚悟を錦戸亮に感じた。すばるくんとは違うけど、あの人の魂は受け継ぐ。そんなことを、すばるがJr.時代から1番に可愛がってきて、すばるのことをずっとずっと尊敬してきた錦戸亮に感じた。
ヘブンリからのBJ。1番ここがしんどかった。私は知らない大阪時代からずっと大切に歌い続けられてきた名曲。だからもっともっとすばるを感じてしまう。「目の前の闇を〜」とすばるのパートを歌うやすくんがすばるそっくりな声で歌っていて固まってしまった。安田くんは大きすぎた渋谷すばるをそういう形で背負ったんだと。クロニクルで最後に歌った時、ヘブンリは"悲しい唄"ではなく"希望の唄"なんだと思うようにしていたけれど、今でも私にとってはまだ悲しい唄のまま。
そして立て続いたBJ。亮ちゃんの後ろに斜めに立てかけてあったギターを遠くから見ると、ギターを持った人が4人に見えて、何度も何度もすばる?と錯覚した。もういないのに。
時間は絶えず僕らに逆らい
でも時に僕らに従い
心だけ ただ置き去りにして行くようで
あの会見の時、あんなにも不貞腐れた顔で座っていた大倉が歌うパート。その通りだなと思った。まだ私の心は7人の関ジャニ∞のまま置き去り。
永遠の意味さえ曖昧な僕ら
だからこそ今 抱きしめていたい
こんな気分だって
7人最後の出演からあの日までずっと"こんな気分"だった。永遠なんてどこにもないってそんな当たり前なことにすら気づかなかった。気づきたくなかった。
そしてこの日スペシャルゲストで現れた東京スカパラダイスオーケストラさん。彼らと音楽を楽しそうに奏でる6人と村上さんの「音楽をやっていてよかった」という言葉に、彼らが音楽をやる理由から渋谷すばるは卒業できたんだなと嬉しくなった。
LIFE〜目の前の向こうへ〜。もちろんすばるの姿はない。だけど、彼ら一人一人の心の中にすばるはずっといるんだとこの時思った。でも、「もう一回、もう一回 君のくれた笑顔で笑いたい」。すばるがいないことは寂しいけど、決して悲しくはなかった。だって、関ジャニ∞は「まだまだ終わらないから」。
MC明けのオモイダマ。MCでせっかく涙が止まったのに、
きっと孤独や不安に襲われることもあるけれど
忘れないで君は
ひとりじゃなかったんだよ 今も明日もずっと
やすくんがすばるみたいな声ですばるに歌っていたから。
でもね、後半戦。とっても楽しかった。torn見れてよかったし、わたし鏡も聞けた。途中「きっともっとずっと先 答えがあると信じて誓い合おう」とか「一番星のような君のいない世界で 僕は今星を見ていたよ」とか。未練タラタラな関ジャニ∞さんに笑ってしまいそうになりながら泣いた。結局泣いた。
最後のロマネスク。出だしのすばるのパートを6人で歌う決断をした"関ジャニ∞"はたしかに私が大好きな"関ジャニ∞"だった。すばるがいなくなっても、あったかくて家族みたいで相変わらずくだらない大好きな関ジャニ∞でした。
終わってから振り返ってみて、たくさん泣いた。でもたくさん笑った。私の好きな関ジャニ∞はそこにいた。だからこれからも6人の関ジャニ∞を応援してみようと思う。すばるくんがいないことに慣れてしまうことが怖いけど。悲しいけど。でも、コンサート中すばるは6人の中でずっと笑っていたから。
頑張れ、関ジャニ∞。