ウィークエンダー/明日へのYELL がJUMPにもたらした意味
まるでJUMPの存在を大きく世に知らしめたようなシングルが世間に放たれてから早1年。1年前はJUMPにまったく興味がなかった私は、金田一のドラマの初回を奇跡的に見ていたくらいでした。
そんな私は先日、金田一少年の事件簿neoを一日でいっき見するというジャニヲタとしては素晴らしいことをやってのけました。
JUMPファンでもなんでもない私でさえも『ウィークエンダー』は楽曲として大好きでしたし、初めて見たsmartコンの『明日へのYELL』の素晴らしさに震えたくらい、このシングルは素晴らしいというかそれを通り越して神々しいものに思えてきたので、今さらですがこの2曲について書きます。
書かせてください。
誰もがウキウキする《土曜日の夜》というキャッチーなコンセプトをパーティーチューンでお届けしちゃってるからこんなにも一般受けがいいんですかね。
私の実感だとウィーケンはデビュー曲のUMP並に有名になってると思います。
サビは覚えやすくてキャッチーだけど、全体的にメロディーはちょっとディスコというかノれる感じ。それにサビの振付がマネしやすいのも大きいと思います。あれはファンじゃなくても踊れる。
なんでこんなにもウィーケンが私の心をつかんで離さないかっていうとやっぱり歌詞ですかね。
《ミステリー×恋愛》なんてそんな最強の組み合わせあるかよ…。
「二人 見つめあう目を 逸らさない それがオンリールール」とかもう私大好きなんですよ、ここ!
「恋はキラリミステリー 最高に魅力的な謎を解く」
「君にやっとたどり着いた スィートアンサー」
ここは無駄に解説したいくらい好き。
恋こそが最高に難しい謎だけど、やっとその答えが君だとわかりました。
つまり僕は君のことが好きです。
ってもうなにこれ最高すぎません?(個人の見解です)
やっぱりアイドルっていつの時代もキラキラ輝いていてほしいし、アイドルだからこそ恋愛の歌とかジャンジャン歌うべきだと思うので、アイドルの楽曲としてここまでストレートにアイドルしてるウィーケンは100点満点です。
デビュー曲以来ヒット曲がないと嘆いていたJUMPちゃんたちですが、どうかこの素晴らしい楽曲を自分たちの手で世間にもっと広めてほしいですね。
明日へのYELL
青春ど真ん中の爽やかさと熱さが終始キラキラしたこの曲は、とにかくいい曲ですね。そして一般受けも最高。たぶん、熱さと爽やかさが同居すると人は勝手に青春に結びつけてしまうんでしょう。
サビのパァーっと抜ける感じがたまらない歌詞はどこまでも真っ直ぐで、仲間と一緒にいる喜び、夢を追いかけることへの情熱。あ、青春ど真ん中じゃん。
この歌のすごいところは、同世代の心に刺さりまくる歌詞だと思ってます。
「いつだって空を見上げて 明日の自分探してた 満たされない足りない何かを知らないまま」
「いつまでもうつむいたまま キッカケを欲しがっていた モノクロからカラーになれる そんな瞬間を」
Aメロの歌詞は特に自分と重ね合うところが多い。
だからこそ「やる前からダメだって決めつけてるだけで ほらやれない訳じゃない」のようなストレートな言葉に背中を押される。
まさに応援歌。
共感する人が多いからこそ、誰からも愛される名曲になったのではないでしょうか。
そんな超ドストレートな青春応援歌を歌えるJUMPってものすごくアイドルのスタンダート。年齢的にも、グループの雰囲気的にもこの曲を歌えるのはJUMPだけだと思います。
まさに、ザ・アイドルなJUMP。
素晴らしいですね。
ーーーーー
あれから1年経って彼らをとりまく状況は変わってきています。
これからもっと有名になることが予感されるJUMPにとって、この両A面シングルがJUMPの歴史にどう響いたかはもっと後にならないとわかりませんが、絶対に大きな意味を持つはずです。
歴史が動いた瞬間のひとつと言っても過言ではないと思います。それくらい、このシングルは世間の多くの人にJUMPを認知させました。
実際、売上も歴代最高でしたし、タイアップの2つのドラマも話題性があって、まさに「個人の仕事がグループに活かされた」事例ですね。
着火剤、というか、「あ、まさに今、グループが大きくなろうとしているんだ」という実感がワクワクします。
なんというか、未来につながるような1枚だと言えるんじゃないでしょうか。
いつか、この2曲を今よりもっと大きくなった彼らの笑顔と共に聞きたいです。
(2015年9月13日 前ブログにて投稿)