ホシニジ。

この素晴らしい世界でほら、君のことを見つけた。

櫻井担が思ったこと

 

※この記事はあくまでも櫻井翔のファン個人のものです。

すごい事態になりましたね。ここ一ヶ月で急激に名前を聞く機会が増えた翔さんのお父様。昨年の7月に総務省事務次官へ就任し、先月に退職。そして都知事選の最有力候補として名前があがり、自●党の方々から説得を受けるも出馬しないという姿勢は崩さず、ついに先ほどお父様は拒否の姿勢を崩さず自●党側が折れたという旨の報道がなされました。

この一連の事態について、政治的な内容なので書くことをためらいましたが、あくまでも櫻井翔を応援する一ファンとして思ったことを自由に書かせていただきたいと思います。なので、あくまでもファンの戯言として最初から最後までお付き合いいただけたらと思います。(状況に応じて記事の掲載を中止することもあります)

そもそもなんで私がこんなに思うところがあるのかというと、もしお父様が都知事になられたら(今ではもうほぼありませんが)、選挙活動中は選挙応援になってしまうので翔ちゃんがテレビにでることを自粛しなきゃいけなくなります。それに、都知事になられたらテレビには出られますが、NEWS ZEROへの出演は厳しいと思います。やはりそれついては翔ちゃんを応援する身としては悲しいです。大学を卒業後「なにか自分だけにできることはないか」と自ら企画書まで書いてやりたかった*1翔ちゃんにしかできない“報道”というお仕事。今では報道番組に出てるジャニーズはたくさんいますが、その原点は紛れもなく櫻井翔です。彼がやりたくてやっとつかんだ報道というお仕事が消えるかもしれない、ということがなによりも悲しいです(その可能性はほぼ100%ありませんが)。

もともとノリでジャニーズに応募してしまった翔ちゃんは、Jr.活動をするための条件として成績を維持するためにテスト前はJr.活動を休むくらい、お父様にアイドルの仕事を受け入れてもらえませんでした。嵐としてデビューしても「デビューしたくなかった」「事務所を辞めるつもりだった」とまで。デビューしてからもなかなかお父さんには理解されない日々が続いた。でも、デビューから7年後の2006年のソロコンサートでお父さんがコンサートを見に来てくれたとき、はじめて認めてもらえたと本人は語っています。*2でも、翔ちゃんがジャニーズの書類審査に通ってオーディション会場へ向かうとき、会場まで送って行ってくてたのはお父さんなんですけどね。

まぁ、お父さんの気持ちもわかりますよね。幼稚舎のときから慶應に入れて夏休みにはいろんなところに旅行に行って、習い事もたくさんやらせて。そこまでして手をかけた息子が、普通なら就けていたであろう自分と同じ安定した堅い仕事ではなく、学歴なんか必要もないいつ消えるかもわからないような仕事に就くなんて納得いかないです。翔さんはそれを理解していたからこそ、“報道”という仕事にこだわってのではないでしょうか。お父さんが応援してくれていたことは無駄ではなかったんだと。

幸いにも嵐は国民的アイドルと言われるまでに成長しました。だけど、芸能人の家族というものはすごく生きづらいと思います。それだけでいいも悪いも話題になってしまうから。それの例が妹さんや弟さんですよね。それに対する申し訳ない気持ちを翔さんはいつかの雑誌で語ってくれた記憶があります。

今回のお父様の都知事選への出馬拒否の理由が「家族に迷惑をかけたくない」とはっきりおっしゃっていました。理由はもちろんそれだけではないと思いますが、先ほどのことを踏まえると翔さんはそれに対しても自分に責任を感じているんではないでしょうか。翔さんを応援する身としては、この仕事を楽しんでやってもらいたいし、好きでいてほしいというのが願いです。だからこの仕事に対して罪悪感というかマイナスなイメージというか、とにかくこの仕事をやっていてよかったと幸せになってほしいんです。完全に私の独りよがりですが。

最初から最後まで拒否の姿勢を崩さなかったお父様が本当にかっこいいです。ファンの立場からすると。出馬したいという意思があるないは関係なしに、息子のためにここまで一貫して自分の意思を曲げなかったことが、非常に短絡的ですがいいお父さんだなと心から思うと同時に、やっぱり翔さんはこの方の息子なんだなと思いました。

私事ですが、翔さんが報道番組をやっていることは私の中でとても大きな意味を持っています。翔ちゃんのファンになった中学生のときから今日まで月曜のZEROは欠かさず見てきました。そのおかげで経済や政治といった教科に対して抵抗がなく、いつしか興味に変わりました。そして私は今、大学で経済学を学んでいます。決して大きな声で言えない理由ですが(笑)、それほどまでに翔さんが報道番組に出ていることはとても大きなことなんです。「自分が(報道番組に)出ることによって少しでも若い世代の人にニュースを見てもらうことが、自分が報道番組に出る意味だと思います」と言っていました*3が、その思いは少なくとも私には届いています。

それこそ、翔ちゃんは若い世代に選挙で投票しようとずっと呼びかけてきました。そんなことも含めて翔ちゃんにはずっと報道番組に出続けてほしいんです。そしていつか真ん中の席に座れたらいいね。いつかね。

以上、櫻井担の長い妄想文でした!

みんな、参院選の投票にはちゃんと行こうね!

 

 

*1:ザ少年倶楽部プレミアム 2009年6月放送回

*2:2013年年末のとくダネ!インタビュー

*3:ザ少年倶楽部プレミアム 2009年6月放送回