ホシニジ。

この素晴らしい世界でほら、君のことを見つけた。

伊野尾くん26回目の誕生日おめでとう。

※長いです。

※ここに書くことはあくまでも私個人の思いです。

伊野尾くん、お誕生日おめでとうございます。

………これ以上書けません(笑)普段はあんなに思うことがあるのに、こういう場でちゃんと書こうとすると何も浮かびません。でも、どうしても私なりに大切にお祝いしたいので、思いついたことを好きなように綴っていきますね。

私がJUMPに、伊野尾くんにハマったのはちょうど約1年前。この1年、ひたすら、あなたのことを想って過ごしてきました(若干の恐怖)。もとはといえば、ワクワクの予習として見たChau#のPV。

「え、誰このかわいい子……」

まさかここから1年も続くなんて正直思っていませんでした。それから間もなくして舞台をやっている最中だということ、埼玉出身なこと、建築学科卒であること、ピアノが弾けること、妹がいること、今までは全然前に出なかったこと、あなたに関するいろいろを知っていくうちに私はもうあなたの魅力の沼で溺れていました。なのに、掴めない本心。どれだけ雑誌の言葉を読んでも、どれだけ過去のエピソードを見ても、伊野尾くんの本心はふわふわしていていいようにはぐらかされる。その掴めるようで掴めない本心がさらに私を魅力の沼へと突き落とします。なぜこの人はアイドルなんだろうとさえ思ったりしました。こんなスピードで1人の人間を好きになることは、私の人生で初めてのことでした。

あれだけFCに入ることを拒んでいましたが、腹をくくりJUMPの応援をしていこうと決めたのがワクワク最終日の終演後。初めての 生で見たあなたはかわいくて美しくて足をこれでもかというくらい開いてました。

それから私は資金の限りを尽くしてJUMPのCDやDVDを買いあさりました。昔のものを買うほど画面に映らない伊野尾くん。今がどれだけ恵まれた状況なのかを目の当たりにしました。

勝負の夏となった24時間テレビ。そんな大舞台でもあなたは飄々とこなしているように見えました。2日目の朝の田子の浦からのかわいい姿はきっと忘れないでしょう。あの2日間、私は1つのグループにとって大きな転機になる瞬間を目の当たりにしたと思っています。

勝負の夏から勝負の秋へ。日に日に舞い込んでくるお仕事に心の底から喜んでいました。ようやく「世間に見つかった」のだな、と、ただひたすら嬉しかった。

冬。ついにやってきた初のカウコン。ありがたいことに私は30日のアリーナに入らせてもらいました。私にとって初のJUMPコンでした。本職である歌って踊る伊野尾くんは、とてもかわいくてかっこよくて、何より美しくて…。ふわふわしていつか消えてしまいそうな美しさなのに、確かにステージに足をつけ凛と前を向き、笑顔になったり真顔になったりくるくる変わる表情で、確かな何かをその心の中に持っているような確実性を伊野尾くんは持ち合わせていたように見えました。

そして、年が明けました。ついにめざまし木曜レギュラー、メレンゲMC,そして初主演映画『ピーチガール』が発表されます。長い夜を超えてついに伊野尾くんの時代がやってきました。

と、なんだか卒業式の答辞みたいになってしまいましたが、これが私と伊野尾くんの1年です。この春、伊野尾くんはたくさんのものと出会いました。でも、同時に悲しい別れもあったように思います。

もし、今、これを読んでくれている人の中に昔から伊野尾くんを応援してきた人がいるなら「何言ってんだこいつは」となっているかもしれません。私はもちろん昔の伊野尾くんを知らないし、頑張って調べても限界があります。私にとって伊野尾くんは「昔は後ろにいたけど、今はプッシュされている人」という認識です。伊野尾くんはこの1年、爆発的に売れました。それはもちろんアイドルとしていいことです。売れるために活動しているんですから。でも、伊野尾くんを取り巻く環境も爆発的に変わりました。それは一概にいい悪いとは言えません。売れたら昔から応援していた人が離れていく、というのは悲しいことだけど現にあります。当たり前だけど、昔から伊野尾くんを応援してくれた人がいないと、私は伊野尾くんに巡り合えませんでした。だから、その人たちが愛していた伊野尾くんをもしかしたら変えてしまったのでは…?と思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

でも、伊野尾くんはそんな気持ちをまるごと包んでくれるくらいかっこいい人でした。そして、根っからのアイドルでした。それに気づいたきっかけは最新DVD『JUMPing CARNIVAL』のソロアングル。どんな曲でも彼は常に下を見ることなく、ただひたすら前を向いて踊っていました。当たり前のことですが、これは自信や自分の中に確信めいたものがないとできません。高校で3年間ダンスをやっていた身として、心から尊敬しました(私は何度も「顔を上げろ!」と言われていたので」)。さらに、昔のコンサートの映像でたまに映る伊野尾くんは常に顔をあげて笑顔でした。歌番組で1回もカメラに抜かれないことも、歌割りがないこともじかくしていたのに、彼はどんなときでもアイドルとしてステージに立っていた。ここに伊野尾くんのアイドルとしてプロであり続けることへのぶれない芯を見ました。

そして、露出が増えるに従って紙媒体でもたくさんお仕事が舞い込んできました。そんな中で、彼が常に言っていたのは「仕事を楽しむこと」と「メンバーに恩返しがしたい」の2つ。とにかくこの2つでした。それを読んで私は確信しました。この人は強いと。芯がブレていないと。やっと彼の実態がつかめたような気がしたんです。

伊野尾くん超人でも才能の人でもなく、ただの1人の人間で、物怖じはしないけど緊張すると手が震えるし、仕事がなかったら落ち込むし、時に言葉遣いは乱暴でこっちがハラハラするし。でも、人間が大好きで、好奇心旺盛で、常に人を喜ばせようとしていて、照れたりもするし、恥ずかしがりもするし、だけど何事も楽しんで。彼はテキトーでもなんでもなく、いい意味で普通で人を大事にする楽しい人。

まるで月のように神秘的な美しさを纏ってるけど、中身は太陽のように明るい人なんだと認識しています。伊野尾くんは私にとって太陽です。そんな伊野尾くんを作ってくれた大学の友達もゼミの先生も、今はもう離れてしまったファンの方も、メンバーも家族も、私にとってその人たちはこんな素敵な人に出会わせてくれてありがとうございます、と感謝の気持ちでいっぱいです。だって、こんなに素敵なんだもん。確かに変態だし雑誌の答えはテキトーだし無責任なこと言っちゃうし。でもね、今ある状況に満足せず決して自分の中の信念を変えることもなく何事にも丁寧に、ここまで、ほんとここまで這い上がってきた。今、こんなにも世間で伊野尾くんが求められていることがひたすら嬉しいんです。こんなに素敵な人がいつまでも目立たなくていいわけがないし、もっとみんなに知ってほしいから。今の状況は、彼自身の手で掴んだことだと確信しています。よく、こんなに長い間踏ん張れたね。それだけでもすごいと思います。

だってね、コンサートでの伊野尾くんって本当に下見ないし、常に私たちのために笑顔でいてくれるんだよ。世間的に見て1番とは言いません。だけど、伊野尾くんは私にとって1番の人です。誰がなんと言おうとも、伊野尾くんの天職はアイドルだと思うし、すごいアイドルだと胸を張って言えます。伊野尾くんは私にとって誇りであり、憧れであり、かけがえのない人です。

だからこそ、彼独特のあのふわっとした雰囲気を無くさせないでほしい。伊野尾くんを商品かのようにただただ引っ張り出してほしくない。お願いだから、それだけはやめてほしい。酷使されて何かが壊れてしまってからじゃ遅いから。

飄々としてて何考えてるか、普段何してるかわからない。だけど本当は特別なことなんかしてなくて。ただ自分の信じることを貫く。なのに掴めそうでやっぱり掴めない。そんなもどかしいけど愛おしい浮遊空間を伊野尾くんは私にくれます。もしかしたらそれは計算かもしれないし天然かもしれない。そんな少しの不確定性が伊野尾くんの魅力だと思います。

今にも儚く消えてしまいそうな美しいルックスとは裏腹に、どこまでも強いその心がたまらないんです。気づいたら地上での生き方を忘れるくらい、溺れていました。

もうそろそろ自分でも何を書いているかわからなくなってきました(笑)ただ1つわかったことは、自分で思ってるよりもすっごく重いオタクなんですね、私は(笑)

だけどね、これだけは言いたいの。本当に大好き。まだほんの一部しか知らないけど、でもそれでも大好きなの。伊野尾くんのためなら頑張れたこと、たくさんありました。伊野尾くんの言葉や行動に励まされたことも何回もありました。アイドルとしてじゃなくて人として好き。もちろんアイドルとしても好きだけど。だからね、あなたには幸せでいてほしいの。好きな仕事をして、好きな人と好きなご飯を食べて、心から笑っていてほしいの。あなたが幸せなら私も幸せだから。

たくさんの温かくて優しい愛に包まれていてください。あなたの未来が輝かしいものでありますように。あくまでも自分らしくゆっくりね。

生まれてきてくれてありがとう。アイドルになってくれてありがとう。大好きです。

お誕生日、おめでとう。あなたが今、そこにいることに最大の喜びを込めて。素敵な1年を。

2016.6.22